アグニ帝国出身の刀剣鍛冶師。神々との大戦が始まると、彼は神軍の侵攻によって家族を失ったという。それは彼の作刀意識を変え、神々の武器を研究して、神を殺すための剣を次々と世に生み出していく。自身も剣士である彼は、前線で兵たちの武器を修理しながら戦い続けた。その鬼人の如き戦いぶりから人によっては鍛冶師ゼルゲルと剣士ゼルゲルは別人だと信じていたほどだという。