第一皇女セルヴィアを誰よりも慕っていた、バリウラ帝国の第七皇女。バリウラ滅亡が確定的となった時、フェリーネは皇帝テオドロスのバリウラ再興計画を知る。民を捨てる非道な計画だったが、姉セルヴィアが皇帝に賛同したため、彼女は迷うことなく行動を共にした。帝国の存続を願うのは皇族として当然ではあるが、彼女はなにより終生セルヴィアに尽くすことに自身の価値を見出していたのだろう。