いにしえの物語
物語には全て始まりがある。世界と時代、人と人、その邂逅。全てはめぐり逢うままに。囚われの巫女
人々を守るため戦うエリシア。だが村人を人質にとられ、彼女は武器を置くしかなかった。駆ける炎
獲物を抱えて村へ戻ったリアン。彼はすぐさまエリシアと村人たちの救出に向かう。両雄激突
干戈を交える炎聖と水聖。だがリアンと炎狼ロディの絆を見たレイエルは、静かに矛を収めた。盗賊の根城
遂にエリシアと村人たちを助け出した2人。 彼らは魔物たちを蹴散らし、脱出を図る。魔獣
盗賊の頭目を討った彼らだが、魔獣と化して荒れ狂う一角馬に不穏なものを感じ取る。轟く雷鳴
父が命じた籠城戦を拒むグルーク。彼はひとりでも多くの人々を守るため、敵中に殴り込む。公領炎上
闇王バルサラムの巧妙な作戦に城はあえなく陥落。グルークは復讐を誓い、落ち延びていった。持して動かじ
各地より苦戦の報が届く王都。援軍を乞うグルークに、アリアトスは今は動かぬよう告げるが…。戦機と采配
冷静に戦機を捉えたアリアトスに対し、グルークは兵らを死なせた自らの軽挙を恥じ、忠誠を誓う。絆と悪意
激突する両者の軍勢。戦いの最中、バルサラムの攻撃を受けた水竜ルドラは魔獣と化してしまう。運命の時
遂に闇王の居城へと進軍する王国軍。留守を預かるエリシアは、闇の波動を感じ、王都を飛び出す。闇の王
苦戦する闇王は“古の悪魔”の力を解放する。 闇の力との最終決戦が始まろうとしていた。砕かれた器
古の悪魔に取り込まれ、暴走するバルサラム。 光王と四聖たちは遂にバルサラムを撃破するが…。古の悪魔
力を暴走させる闇王を討つ為、彼らは封印の儀式を執り行う。全てを繋ぐ絆の物語。その結末は…。知られざる物語
パートナーたちの犠牲に命を救われた四聖。傷ついた彼らの前に、復活したバルサラムが現れる。絆
闇王は吠える。絆と呼ばれる力の真なる意味を。 憎悪と怨嗟の連環が流れ着く先がどこかを。途は遠く
物語にはすべて終わりがある。遠き途への旅立ちと共に、この絆の物語を締めくくろう。