十忌ディスノミア~災厄を越えて~

エルガイアの悪名高き無法者集団『十忌ディスノミア』―― 皇帝殺しを仲間に加えた彼らが選ぶ先は、悪か、それとも……

エルガイアの災厄

皇国を未曽有の危機に陥れた“エルガイアの災厄”には、隠された真実があった。

抑えられない衝動

辺境の村で女性が絡まれている現場に遭遇したレギル。一度は無関心を装うも、助けに割って入る

元インペリアルガード

レギルに助けられた女性は、差し伸べられた手を振り払ってしまった。その弾みでフードが脱げ……

新たな災厄のはじまり

不戦条約を締結する式典の最中に事件は起きた。 レギルは仲間の忠告を無視し、駆け出す。

見せかけの正義

結局犯人が見つかることはなく、レギルは仲間と共に撤退する。アゼリアの苦悩も知らぬままに。

魔剣を取り返せ

魔剣を盗み出したのは連邦の兵士であった。戦争を回避するため、レギルは仲間に協力を求める。

黒幕の正体

魔剣を追うレギルの前に、意外な人物が現れる。 その人物とは……

大罪人の覚悟

魔剣を取り返したレギルは、その足でアゼリアの元へと向かう。彼女の想いに、彼が出した答えとは。

正義という名の――

レギルが対するは世紀の大悪党。奴には法も人情も通じはしない。その先にあるのは衝突のみ。

光の射す先へ

狂演の果てにレギルはひとり生き残った。彼が歩む未来は、孤独な戦いか、それとも――
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