第五章

レンカと共にメモリアの再起動に必要なキーメモリーを探すあなただったが、2つ目を入手した後は在り処の手がかりさえ見つけられず、もどかしさを募らせていた。一方、地上の冒険者たちは新たな階層が開かれたことで色めき立ち、危険を承知で“GARDEN”に雪崩込む。停滞していた世界が、少しずつ動き始めていた。

手がかりを求めて

メモリアの再起動に必要なキーメモリーの探索を続けるあなたとレンカ。2つ目までは順調に入手できたものの以降は在り処の手がかりさえわからず、様々なエリアをしらみつぶしに探し回っていた。そんな二人は“火竜の山”と呼ばれる地を訪れる。

不穏な予兆

ギルドマスターであるミズチは、フォースのリーダーイヴァの来訪を受けていた。イヴァは、危険を顧みず新たな階層に挑もうとする冒険者たちを危険視しており、立ち入りを制限するようミズチに要請。しかし、ミズチはその要請をすげなく退けるのだった。

神託

“火竜の山”の調査を進める二人の前にオーダーの聖女ルイゼが現れ、神託で知ったというキーメモリーの在り処の情報を提供する。次の目的地をルイゼがいう“鬼の棲む国”に据えるあなたとレンカだったが、なぜかルイゼと共に“火竜の山”を抜けることになってしまい……

虚無から生まれた娘

ルイゼと共に“火竜の山”を進む道中、レンカはルイゼに関するある噂を語り出す。それは「オーダーの聖女はヴォイドで生まれたらしい」というものであった。ルイゼは自身が赤ん坊の頃にヴォイド内で拾われた子供であることを明かし、自身の聖女としての信念を語る。

火竜の巣1

天真爛漫なルイゼに振り回されつつ、ようやくエリアの最奥部である山の頂上へ辿り着いた一行。そこに、このエリアの主とおぼしき火竜が現れる。ゲートを解放するため、あなたは火竜との戦闘に臨む。

火竜の巣2

無事に火竜を退け、ホッとしたのも束の間、突如ルイゼの様子がおかしくなってしまう。黒いモヤに包まれ、謎めいた言葉を口にした後に意識を失ったルイゼを連れ、あなたとレンカは急ぎギルドに帰還する。

水刃の記憶 前編

新たなキーメモリーがあるという“鬼ノ国”に辿り着いたあなたは、かつて共に旅をした英霊だいきちと虹の女神にまつわる記憶を垣間見る。しかし、その記憶は不自然に途切れ、記憶が宿っていたとおぼしきフラグメントから吹き出したモヤが魔物へと変貌する。

水刃の記憶 後編

魔物を突破し、雪深い山寺に着いた二人は、ふたたびだいきちとティリスの記憶を垣間見る。それは育ての親である“ご主人”が自分を置いて消息を絶ったことに思い悩むだいきちを、ティリスが励ます記憶だった。しかし、記憶は再び不自然に途切れてしまう。

『敵』1

鬼の城らしき建造物に辿り着いた二人の前に、スーツ姿の奇妙な集団が立ち塞がった。彼らは、レンカの両親や召喚術に関して詳しく知っているような素振りを見せ、戸惑うあなたに問答無用で襲いかかってくるのだった。

『敵』2

本気を出しているようには見えないながら、召喚術と対等に渡り合う力を見せるテッドとグレース。彼らは召喚術を危険と判断したシリルの指示により、今度は本気であなたを壊そうとする。そこへ割って入ったのは、ファミリーのボスであるワンであった。

水刃の覚悟1

ワンの助力により窮地を脱したあなたとレンカは、鬼の城の最奥部へ辿り着く。そこには、黒いモヤに囚われただいきちが待っていた。敵意を剥き出しにするだいきちを解放するため、あなたはかつて共に旅をした英霊に戦いを挑む。

水刃の覚悟2

激戦を制し、これでだいきちを解放できると安堵したのも束の間、敵意に満ちた何者かの声があたりに響き渡った。声に呼応するように、だいきちを囚えていたモヤが蠢き、巨大な何かへと姿を変えていった。

悪鬼現出1

だいきちを囚えていたモヤは、何者かの声に促されるように巨大な“鬼”へと変貌した。あなたは激しい殺意と共に唸り声を上げる鬼と対峙する。

悪鬼現出2

鬼を退けたことで解放されただいきちは「何者かが召喚師を狙っている」という忠告を残し、キーメモリーへと姿を変えた。そこへ現れたのは先程二人を逃してくれたワンであった。ワンはテッドらとフォースは繋がっていると語り、とあるエリアの座標をあなたに教える。

叢刃の記憶 前編

ワンが示したエリアにはフォースによって封鎖されていた。テッドらとフォースのつながりやレンカの両親の情報を探るべく、見つからぬよう探索を開始する二人の前に一人の剣士が姿を見せた。あなたは彼からキーメモリーの気配を感じ取る。

叢刃の記憶 中編1

兵士たちの目をかいくぐり、レンカとあなたは完膚なきまでに破壊された街の残骸へ辿り着く。再び姿を見せた剣士は、まるで二人を誘うように街の奥へと入っていった。あなたはレンカと共に、剣士を追って街の中を進んでいく。

叢刃の記憶 中編2

探索中に発見したフラグメントに記録されていたのは、滅びた街で自身の感情を吐露する剣士ルジーナの姿だった。この街が彼の過去に関わりがあり、ティリスにとっても大切な思い出として残っているのだろうとレンカは推察する。

叢刃の記憶 後編

探索を進める中で、二人は再びフラグメントを発見。そこに記録されていたのは、過酷な過去を乗り越え己の信念を貫き通すルジーナの姿、そして彼の生き様と強靭な精神力に心動かされたティリスの述懐であった。

叢刃の襲来1

エリアの最奥部に辿り着いた二人の前に、フォースのリーダー、イヴァが立ち塞がる。イヴァは二人に立ち去るよう警告するが、レンカは「ヴォイドは誰の所有物でもない」と反論し、一触即発の空気に。そこへ割って入ったのはルジーナであった。

叢刃の襲来2

ルジーナの猛攻を退け、打ち破ったあなた。ルジーナは何かを察した様子で、苦笑しながらティリスへの文句を残しキーメモリーへと姿を変えた。その様子を傍で見ていたイヴァは、キーメモリーを渡すようあなたに迫った。

蘇る悪夢1

イヴァは、異界間秩序においてメモリアがいかに危険な存在かを語り、キーメモリーを渡すよう迫る。メモリアを正常化しようとするあなたと、破壊しようとするイヴァが相容れることはなく、話は平行線を辿る。そこへ突如、強大な力を持った謎の魔物が現れる。

蘇る悪夢2

突如現れた魔物を辛くも退けたあなた。召喚術の力を改めて目の当たりにしたイヴァは引き下がり、キーメモリーを無事に入手したあなたとレンカは地上に帰還する。そんな二人の様子を、“亡霊”たちが物陰から見つめていた。
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