風穴の先へ
ワンからファントムがヴォイドを破壊する手段を得たと知らされたあなた。いよいよ亡霊たちの計画は最終段階に移行し、最後の鍵となる“力”の確保に動いているという。明確な対抗手段が見つからないまま、あなたとレンカは残るキーメモリーの取得を急ぐ。讐王の記憶 前編
ファントムが開けた“風穴”――人工的なゲートの向こうには、未知のエリアが広がっていた。陰鬱な牢獄の探索を始めたあなたは、キーメモリーの反応と思しき声を聞く。衰弱しながらも自分以外の全てを呪う女の気配に、あなたは声の主が誰であるかを悟る。讐王の記憶 中編
探索中、あなたとレンカは女神ティリスと魔王ヘルガの記憶を垣間見る。長い間投獄され身も心もボロボロに傷ついたヘルガは、自分以外の全てを敵視し、信じることができなくなっていた。ティリスは、悪態をつくヘルガを放っておけず、彼女を牢から連れ出すのだった。讐王の記憶 後編
牢獄から解放されたヘルガは、世界全てに激しい復讐心を覗かせ、ティリスはそんな彼女の友達になると宣言。二人の記憶はそこで終わっていた。かつてこの牢獄にいたであろう二人に思いを馳せるレンカ。そこへ、助けを求めるメモリアの声が届く。讐王の真想 1
牢獄の最深部には、イドラの思念に捕らわれたヘルガが待っていた。再び捕らわれの身となった彼女を今度こそ解放するべく、あなたは黒き思念に操られたヘルガとの戦いに臨む。讐王の真想 2
解放されたヘルガは悪態をつきつつも、ずっと秘匿していたという砕けたあなたの欠片を差し出した。失われていた記憶が蘇る兆しを見せる中、再びメモリアが助けを求めて現れる。メモリアは、キーメモリーが揃った事を喜びつつも深刻な様子で、カナンへのゲートを開く。蝕まれた聖域
メモリアの導きで再びカナンを訪れた二人。しかしカナンは黒き思念によって侵食され、かつての美しさなど見る影もない迷宮へと変貌していた。あなたとレンカは、カナンのどこかにいるであろうメモリアの本体を目指し、探索を開始する。正義の天秤
ファントムの研究室にて、ジャンはローラにアストラごとヴォイドを破壊する方針に変更がないか問う。ローラはアストラの過去の過ちや、次元が不安定な土壌自体を危険視し、破壊すべきとの姿勢を崩さない。逡巡するジャンを余所に、ローラはイヴァにある命令を下す。信奉者の慟哭
侵食されたカナンはイドラの嘆きで満ちていた。その嘆きを聞きながら、レンカはイドラがなぜメモリアを造ったのか、そしてそのメモリアがなぜアストラの人々に女神として祀られていたのかを疑問に思う。全ての謎を解くために、あなたとレンカはメモリアの元へ急ぐ。再び立ち塞がるもの
とうとうメモリアの台座を発見したあなたとレンカ。駆け寄ろうとした二人の前に、かつてあなたとレゾナンスたちを阻んだ黒き守護者が立ち塞がった。今度こそメモリアの再起動を成功させるため、あなたは黒き守護者に立ち向かう。滅びの始まり
全てのキーメモリーを捧げるも、メモリアのコアである宝珠は輝きを取り戻さなかった。希望を絶たれ取り乱すメモリアを、イドラの思念が取り込み侵食する。イドラは世界全てをヴォイドで飲み込もうと行動を開始。あなたとレンカは何者かの力でその場から離脱する。亡霊たちの研究所
ファントムが根城にしていた研究所の場所を突き止め、単身調査に赴いたワンは、そこで倒れているあなたとレンカを発見する。なぜカナンからここへ飛ばされたのかはわからないものの、二人はワンと共にレンカの両親を救うべく研究所の調査を始める。拡大する悪意
ヴォイドが周囲の廃墟群を飲み込みながら拡大を始めた。このまま拡大が続けば、やがてアストラ全土がヴォイドに飲み込まれてしまう。滅びを止めるべく、あなたは唯一残された希望である自身の基となった“伝説の召喚師”のキーメモリーの復元を決意する。調査記録 1
既に放棄され、人の気配もない研究所内で、稼働している機械端末を発見したレンカ。その端末には、ファントムが次元の狭間に飛ばされていたレンカの両親を救出し、自分たちの計画に協力させるに至るまでの記録が残されていた。調査記録 2
研究所の最奥部では、レンカの両親であるツキモリ博士夫妻とイヴァが待ち構えていた。イヴァは、自身が足止め目的の捨て駒として利用されていると理解しながらも、自身の信じる正義を貫くためにあなたと敵対する道を選ぶ。譲れぬ矜持
研究所の最奥部では、レンカの両親であるツキモリ博士夫妻とイヴァが待ち構えていた。イヴァは、自身が足止め目的の捨て駒として利用されていると理解しながらも、自身の信じる正義を貫くためにあなたと敵対する道を選ぶ。誰も見捨てない
イヴァを退け、とうとうツキモリ博士夫妻の救出に成功。レンカは十年ぶりに両親との再会を果たした。しかし、喜びも束の間、研究所に仕掛けられていた自爆機構が発動する。一同は戦闘の余波で動けぬイヴァも連れて、研究所の疑似ゲートから脱出する。