ラ・ヴェーダ共和国の各地を渡り歩いた流しの歌い手。元々は町の酒場で歌を披露して暮らす一介の歌師であった。しかし、ある時期を境に、人々を魅了する歌声の持ち主として一躍有名になる。一説では、森の中で魔物に襲われている妖精を助けたことで、お礼に詩の秘薬を貰い美声を手に入れたとされる。彼の歌は魔力の宿る呪歌であったため、この話には一定の信憑性があると考えられている。