ユニット詳細

No.0011≪戦禍に生きる意志≫

エリモ

CV: 白砂沙帆

異界グランガイアに存在したサーマ王国の貴族の娘。
知識に対する好奇心が非常に強く、学術書を絵本代わりにして育つ。その知識欲は、魔法を独学で会得してしまうほどであったという。
ある時、見たこともない文字で書かれた本を手に入れたエリモは、その書物を解読するために単身旅立った。大きな運命の渦に巻き込まれていくとは、まだ知らずに。

15歳の時、エリモは図書館の奥でその後の人生を決定づけるある書物と出会った。
見たこともない文字で書かれた書物。エリモはすぐに、その解読に夢中になっていく。
寝食すら忘れるほど書物の解読にのめり込んで数年後、エリモはその書物の文字と似ている紋様の石碑が世界中に点在していることを知り、危険も顧みずに旅立ったという。

エリモは卓越した魔法の使い手であったとされるが、驚くべきことにそれらの魔法は、彼女が書物を紐解いて独学で身につけたものであったという。
彼女の出会った謎の書物も、実は魔法に関する秘術が記されていたもので、解読を進めるうちエリモの魔法の威力は劇的に向上していった。
しかし、彼女の目的は魔法の研鑽などではなく書物の解読であったため、彼女の旅は続いたという。

世界中の石碑を巡り書物の解読を続けた彼女の旅の終着点は、神々の存在する地だった。
その書物は神によって書かれた物だったのである。
神々はエリモの膨大な知識量と神域へと辿り着いた勇気を讃えて神族の一員になるように勧めたが、彼女はその申し出を断り、各地を巡って神の知識を分け与えたという。それが知識を秘匿したい神々の怒りに触れる行いとも知らずに。