ユニット詳細

No.0023≪亡国の姫君と炎の騎士≫

シエラ

CV: 甲斐田裕子

異界グランガイア存在したバリウラ辺境の小国に仕えていた騎士。
同国の王女プリセラや、剣士アルスらと共に自国を壊滅させた古代竜と戦った。
元神徒という特殊な経歴を持つが、己の過去について語ることはなく、アルスの成長を見守り、プリセラの心の支えでもあり続けた。

シエラの来歴には謎が多い。
騎士団に所属していた当時も、目立つことなく静かに役割をこなす存在であり、その活躍が記録として残されているのは、同国の剣士と王女の危機を救った時からである。
古代竜の一撃が2人に放たれようとした刹那、雷鳴と共に現れた彼女は竜の攻撃から2人を守った。その後彼女は、古代竜を追う王女たちに同行したと伝わる。

シエラはかつて、神に仕える神徒であった。
しかし、人間を滅ぼすという神々の意向に従わず離反。人として生きることを選んだ。
そんな彼女を許せぬ者がいた。かつての友である神徒ベルフーラであった。
再会した2人は激しく剣を交えたが、戦いの中でシエラの決意を感じ取ったベルフーラは静かに剣を収め、共に古代竜を追う仲間となった。

元神徒であったシエラと、その友である神徒ベルフーラがなぜ王女と剣士のために戦ったのか、その明確な理由は不明なままである。
しかし、彼女は復讐心に囚われたアルスに様々な助言を与え、陰日向に彼を支え導いたという記録も残されている。
アルスたちと同じく、彼女もまた、大切なものを失った者だったのかもしれない。