ユニット詳細

No.0026≪六英雄≫

アトロ

CV: 市来光弘

異界グランガイアにて、神と人間との大戦時に活躍した“六英雄”の一人。
ラ・ヴェーダ共和国出身の剣士であり、剣王ゼルバーンに師事したヴェーダ剣術の使い手。
聖跡より引き抜いた光剣ユリアスを携えて神々と壮絶な戦いを繰り広げた。
人格者として知られ、剣聖として称えられている。

天賦の剣才を持つことで知られていたアトロは、聖蹟に刺され歴戦の古強者でも引き抜けなかった光剣ユリアスを抜いたことで、名実ともに剣聖となった。
神々に鍛えられた剣と伝えられ、自ら持ち主を選ぶといわれるその光剣は、苦悩しながらも人々を守るために戦い続けるアトロの傍らにあり続けた。時に修羅の道へと堕ちかけたアトロを諌め、あらゆるものを斬り裂くというその力を遺憾なく発揮したという。

孤児であった彼は修道院で育てられ自身も修道士となることを望んでいた。
しかし、修道院を襲った盗賊団を木の枝で撃退した彼を見て、修道院長はヴェーダ剣術への入門を勧め、アトロは剣士の道を歩み始めることとなった。
剣王ゼルバーンの下で剣才を伸ばし周囲から羨望の目を向けられるようになっても、彼は謙虚に日々の修練を続けたという。

人間と神軍の戦いが始まった時、ラ・ヴェーダの中でも特に信仰篤き彼は神々に敵することが正しいのか、激しく苦悩したという。
しかし、育った修道院が神軍に破壊されたことを機に徹底抗戦を決意。
その戦い方にかつての優雅さはなく、眼前の神を怒りのままに斬り伏せる姿は、剣聖の名とはほど遠い修羅のようだったと伝えられている。