ユニット詳細

No.0031≪亡国の姫君と炎の騎士≫

プリセラ

CV: 陶山恵実里

異界グランガイアに存在した小国の王女。
バリウラ辺境に位置する彼女の国は、突如として復活した古代竜によって滅ぼされた。
父の教えに従い、王族として民を救うべく旅立った彼女は、古代竜を追う旅の途中で運命的な出会いを果たす。
もし、剣士アルスと出会わなかったならば、彼女は悲願を果たすことはできなかったのではないだろうか。

父が遺した最期の言葉は「王族として民を救え」であった。
プリセラは、瓦礫の山から立ち上がり、剣を握って旅立った。復讐のためではなく、人々を救うために。
旅の途中、彼女は同じ古代竜への復讐に燃える剣士アルスや元神徒シエラ、その友の神徒ベルフーラと出会い、時に反目し、時に支え合いながら、長い旅の末に古代竜を討ったと伝えられている。

剣士としても秀でていた彼女だが、仲間の中で自身の力が劣っていると感じていたという。
古代竜との再戦の際、彼女は必要以上に前線に立ち、窮地に陥る。シエラの身を挺した行動で危機を逃れたが、己の行動を恥じた彼女は、誰かを守るためにも自身を蔑ろにしないと心に誓う。ゲートが開きすべてが飲み込まれるその時まで、自身ではなく仲間と民のために戦い続けた。

異界グランガイアのバリウラ地方辺境に存在したと言われる小国には、「緋炎宝フォルディア」と呼ばれる首飾りが代々伝わっていた。
中央にはめ込まれた宝石には炎の精霊の力が宿っており、身につけた者は加護を与えるとされる。王族たちは大切な儀式の際に使用していたようだ。
首飾りは同国の最後の王女が、ある青年に贈ったという伝承が残されている。