ユニット詳細

No.0032≪イシュグリア先遣隊≫

クランツ

CV: 岡本信彦

異界エルガイアにて、アクラス召喚院の黎明期にイシュグリアの探索に赴いた「イシュグリア先遣隊」の一人。
召喚師として非常に優秀であると同時に、血の滲むような努力を経て第九魔神討伐隊「ブレイブラスティング」の隊長まで上り詰めた。
彼の遺した不屈の精神と不断の努力は隊員たちに受け継がれた。

平民の出であったクランツの、幼少期の記録はさほど多くはない。だが、召喚師となってからは召喚老の指導の下、才能を開花させ短期間で最高レベルの召喚師へと成長していった。
そんな彼が若くして魔討隊の隊長となり、イシュグリア先遣隊のメンバーに選ばれたのは、当然の成り行きだったと言えるだろう。しかしそれが、悲劇の幕開けだったのだ。

イシュグリア先遣隊として選ばれた者は、魔討隊の隊長か、それと肩を並べる精鋭たちであった。
彼に戦いを教えたグリフ、姉と兄のようなカフカとロア、皆を見守ったアイリス、互いに背中を預け合えたリベラ、クランツを兄のように慕うミーファ。
クランツ自身は彼らを家族のように想い、それぞれが最期まで仲間のために戦ったという。
たとえ、その果てに何が待っていようとも。

召喚師として規格外の才能を有していた彼だが、機械の扱いが絶望的に苦手という弱点があったらしい。
とある地域を探索した際に壊した通信機器の数は膨大だという。
ただし、討伐した魔神の数も他の追随を許さず、正式に記録されていないものを除いてすら当時の最多討伐数だったと記録されている。
この逸話だけでも、彼の能力の高さがうかがえる。