ユニット詳細

No.0033≪レゾナンス≫

ヘルガ

CV: ファイルーズあい

ある召喚師と共に女神を目覚めさせる旅をした“レゾナンス”の一人。
異界ゴルナダに生きた若き“魔王”。魔族と人間が激しく相争う世情に翻弄され、敵にも味方にも散々利用された結果、全てのものに激しい憎悪を抱くようになった女性。その狂気は獰猛でありながら、癇癪持ちの子供のようでもある。

生まれながらにその身に強大な魔力を宿し、高い戦闘能力を有していた彼女は、若くして魔族たちの王となった。
しかし、周囲の魔族が彼女を王に祭り上げたのは、当時劣勢だった人間との戦争に負けた際の人柱。つまりは魔族側の戦犯として、その首を人間たちに差し出すためであった。
当然、彼女はそれを知らなかった。

戦に敗れた魔族たちは、ヘルガを戦犯として人間たちに差し出した。
何もわからぬまま王に祭り上げられ、同胞のためと信じて戦った彼女をあっさりと切り捨てたのである。
封印され、想像を絶する苦痛を与えられながら長い時を過ごす中で、ヘルガは激しい憎悪を募らせていく。自分を苦しめる人間たちと、自分を切り捨てた魔族たちへの憎しみを。

時間の経過もわからなくなった頃、唐突にヘルガの封印は解かれた。
人間の手でも、同胞たちの手でもなく、異界より訪れたという女神の手によって。
ゴルナダは今や、魔族が覇権を握るために人間を滅ぼそうとしていた。
ヘルガは女神と共に戦う決意をする。世界を救うためではなく、すべてに復讐するために。