ユニット詳細

No.0043≪十翼の破壊者≫

DUEL-GX

CV: 坂巻学

異界ベクタスで作られた機械人形。
自身の世界を滅ぼした十翼の破壊者メルキオを破壊するべく、グランガイアへと降り立つ。
グランガイアに到着後、両手に斧を持つ勝気な女性との運命的な出会いを果たし、彼女を協力者としてメルキオを追った。その道中は、破壊者を倒す旅とは思われぬほど騒がしかったという。

DUEL-GXは本来、自己進化機能を備えた鎧であり、当初は身に纏うものとして作られた。
機体性能は想定値を大きく上回ったものの、開発者の想定を超えて進化したため開発は急遽中止。
その後、機体は休眠状態にさせられるが、機体中枢部で密かに自己進化が続けられていたとも言われている。再びこの機体が目覚めるのは、ベクタスがある存在によって滅ぼされた時だった。

ベクタスよりグランガイアへ渡ってきた機械人形には“ベクタスを滅ぼした存在を消滅させる”という明確な目的があった。
自己進化機能による強化のために協力者探しを開始した機械人形が最初に巡り合ったのは、両手に斧を持つ勝気な女性であった。
彼女を始め、道中で出会った様々な協力者の影響によって、その回路には少しずつ変化が起こり始める。

勝気な女性ミセルを中心とした個性的な協力者たちから“カニ”の愛称で親しまれたこの機械人形は、仲間たちが窮地に陥った際に大きな進化を遂げた。
それは感情を持たず、目的のためならば手段を問わない機械人形にとっては異常ともいえる現象であった。
だが、最終的には本来あり得ぬはずのその進化こそが故郷を滅ぼした十翼の破壊者に対抗する力となったという。