ユニット詳細

No.0049≪七魔将≫

メルフェル

CV: 泰勇気

様々な異界で破壊と混乱をもたらした組織「ネグレス」で奇遊軍と呼ばれる軍団を率いていた七魔将の一人。怜悧狡猾で奇策に長け、エルガイアの召喚師やセルタビアの若き騎士たちを翻弄した。
その精神的に相手を追い詰める卑劣さと感情を逆撫でするような態度の数々は、最悪の敵であったと当時の召喚師が愚痴を書き残しているほど。

メルフェルの出で立ちや振る舞いは奇術師そのものであり、戦い方や言動も人を食ったようなものばかりであったが、頭の回転の速さや内に秘めた残酷さは、どれほど道化として振る舞おうとも隠しきれるものではなかった。
だが意外にも、彼が私利私欲のために行動した記録は残されておらず、メルフェルの行動はあくまでネグレスのためであったとされる。

偵察、陽動、急襲と何でもこなした彼は、ネグレスがセルタビアを急襲する以前から複数の異界で生じた混乱に関与した形跡があり、長きに渡り暗躍していたことが伺える。
故郷奪還に燃える若き騎士たちの前に幾度も立ちふさがったのも、単なる時間稼ぎのためだけでなく、彼が密かに忠誠を誓うエルハザの思惑に深い関係があると言われている。

彼がネグレスに加わったのは、ネグレスが彼の故郷である異界を侵略した際のことである。
非常に低い身分であったメルフェルには、その世界を破壊し尽くしたネグレスが救いの神のように思えた。
狡猾な頭脳と魔術の才能をエルハザに買われ、彼への絶対的忠誠心から瞬く間に軍団の長にまで上り詰めた。
なお、狂気を秘めた部下を多く率いていたようだ。