ユニット詳細

No.0005≪異界の英雄≫

ベスティ

CV: 森なな子

異界バザムントに存在した帝国の飛行艦隊司令。
司令官でありながら自らも長銃を手に戦場に出る英雄だったが、祖国の存亡を懸けた戦いの最中、別の異界イシュグリアに飛ばされ、以降は魔神ひしめく彼の地で大規模な戦争に加わった。
その知略と豪胆さで数々の陣営に勝利をもたらし、魔神たちからも恐れられたという。

祖国において、ベスティは大規模な飛行艦隊を率いる優秀な指揮官であり、自身も超高圧縮焔石を核とした長銃を手に奮戦する英雄でもあった。
しかし、その優秀さゆえか、祖国の興亡を賭けた大戦中、部下の裏切りにより乗艦を撃墜されてしまう。
空で散るならば本望と目を閉じた彼女は、皮肉にも魔神たちが相争う地イシュグリアにたどり着いてしまう。それは、新たな戦いの幕開けであった。

イシュグリアの地に降り立った彼女は、当初そこが死後の世界だと認識しており、戦場で数多の命を奪った自分には似合いの地獄だと考えたという。
しかし魔神たちとの出会いにより、自分が生存していることを知る。
魔神たちとも対等に渡り合い、その力を認められた彼女のことを、多くの魔神が人間だとは知らず魔神と認識していたとされる。

彼女の飛行艦がいた場所にゲートが開いた理由は判然としていないが、艦隊同士による大規模な戦闘が、同時期にイシュグリアで起きていた大きな争乱と共鳴したためではないかという説がある。
いずれにせよ、飛行艦の墜落によってその生を終えるはずであった彼女が戦乱の絶えぬ異界に辿り着き、戦い続けることとなったのは実に数奇な運命と言わざるを得ない。