ユニット詳細

No.0006≪戦禍に生きる意志≫

ランシア

CV: 吉成由貴

異界グランガイアに存在したアグニ帝国で定食屋を営んでいた少女。
彼女の店“ランラン亭”は、連日大行列ができるほどの繁盛しており、後に英雄と呼ばれることになる常連客もいるほどであったが、己の料理の腕に満足していなかったランシアは、新たな料理を創作するべく愛用の調理道具を手に旅に出たのだった。

新たな食材を求める旅の途中、立ち寄った海辺の村で、ランシアは今にも餓死にしそうな村人たちに出会った。
聞けば、水竜レグトスが暴れているせいで、漁に出られないのだという。
ランシアはレグトスを打ち破ると、見事な姿焼きを作り上げた。ラブのこもった彼女の料理は、村人たちの飢えと心を十二分に満たしたという。

究極の食材として、火山の火口から数千年に一度誕生するという霊鳥ラムザ―に目をつけた彼女は、壮絶な戦いの末、その料理への情熱を認められ霊長から肉の一部を分け与えられた。
完成した料理は、親友のヴァルガスが一口食べただけで惚けたほど美味であったという。
至高の逸品の調理法は、霊鳥へ敬意を払い、公開しなかったそうだ。

究極の料理を求める彼女にとって、旅中で出会うあらゆるものが食材に見えたという。
食材を得るためなら、襲いかかってくる神軍ですら、手にしたフライパンと炎で焼き払ったとされる。
ちなみに、彼女が食材を得るために手強いモンスターと戦う時は、しばしば六英雄ヴァルガスが手を貸してくれていたらしく、彼女はその礼にその食材で作った料理をふるまったという。