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No.0051≪罪を抱えし神徒≫

セルハ

CV: 釘宮理恵

異界グランガイアにて多くの神を騙し利用したとされる神徒。
彼女の行いを咎めようとした者さえも逆に陥れるなど、望むがままに振る舞っていた。
そのある種無邪気にも思える凶暴性は人と神との戦いの際に遺憾なく発揮されることになる。
彼女が抱えていたのは、まさに純粋な悪意であった。

数多の神々を騙し利用していたセルハは、ある時気まぐれでとある人間の闇術師を陥れようと近づいた。しかし、見事に逆手に取られ、神の知識と力を利用される結果となってしまった。
プライドを傷つけられたセルハは激怒し、他の神を唆して人間を殲滅しようと画策したが、彼女の望みが叶うことはなかった。この出来事によって、セルハは人間に対し激しい怒りを抱くようになった。

人間を滅ぼそうとした彼女の計画は思惑通りにはいかなかった。しかし月日が流れると、彼女の意思とは関係無く、神々の間で人間を殲滅することが決定。
これを聞きつけた彼女は率先して戦場に向かったが、かつて自分が陥れた神徒に邪魔をされ、闇術師がいるバリウラへの侵攻は叶わなかったという。
私怨による戦いを止められた彼女の怒りは、如何ほどのものだっただろうか。

その行動には謎が多いセルハだが、彼女は何か目的があったのではなく純粋に相手を騙し、陥れる行為自体を楽しんでいたのではないかと言われている。
人間の闇術師に近づいたのも、神と同様に人間も騙せると考えたからかもしれない。
奇抜な行動が目立つ彼女だが、上位神に劣らぬ力を持っていたのは事実であり、その力があったからこそ勝手気ままに振る舞えていたのかもしれない。