ユニット詳細

No.0062≪奇縁の六魔導≫

アリサ

CV: 戸田めぐみ

異界エルガイアに生きた情報屋。
名高き美貌と鋭い思考、女優さながらの甘い演技、さらには特注の連装魔銃を武器に、政界財界の闇の中を暗躍した。
彼女に翻弄され人生を狂わされた男は数知れず。後世には“魔性の女”の代名詞として語り継がれ、彼女をモデルとした小説も出版された。

後世において魔性の女の代名詞ともなったアリサ。その美貌が取り沙汰されることの多い彼女だが、実は非常に頭の良い人物であったとされる。
相手を注意深く観察し、各々対応を変え、引き際も弁えていた彼女だからこそ、対立していたエルガイア連邦とランドール皇国の間で華麗に立ち回り、双方の将軍に同時に取り入って資金を貢がせるという前代未聞のスパイ行為が成功したと言えよう。

賞金首となり連邦と皇国の双方から追われる身となった彼女。
単なる情報屋であれば捕えるのは容易だったかもしれないが、彼女は魔導師として高い資質を備えていた。
そのため、追手はすべて返り討ち。
この事件は連邦と皇国の威信を大きく傷つけ、多数の要人が失脚する。この影響により双方間の紛争も収束に向かったという。

圧倒的な美貌を誇った彼女は、高名な恋愛小説のモデルにもなったという記録が残っている。
数多くの要人を骨抜きにし、破滅へと向かわせた彼女だが、子供と犬にだけは決して嘘をつかないという信条を持っていたとされる。
なお、小説には書かれていないが、彼女は連邦から脱走した実験体の少女を救ったという逸話も残されており、単なる悪女ではなかったことがうかがえる。