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No.0068≪慈愛の女神と神徒≫

ララ

CV: 愛原ありさ

ドラゴンの子と共に生まれ育った少女。
異界グランガイアでも最高位の神々である十神の一柱エル・フェリスを慕い、エル・フェリスもまた彼女を神と人間の架け橋となる存在として目をかけていた。
しかし、ある日突然ララは女神殺害の容疑をかけられ姿を消してしまう。
この神殺しが歴史の歯車を狂わせたと言える。

兄弟のように育ったドラゴンを愛し、平和の象徴とも呼ばれた女神を心の底から慕ったララは、純粋無垢、天真爛漫を体現したような心優しき少女であった。
女神エル・フェリスもまた、幼き頃より優れた才覚を発揮するララを庇護し、やがて神と人との架け橋となるよう期待を寄せていたという。
そんな彼女がなぜ、エル・フェリスを手にかけたのかについては、現在でも明らかになっていない。

女神殺害を疑われていた頃の彼女を目撃した者の証言によると、彼女がいつも連れていたドラゴンの姿はなく、その時の彼女の横顔は悲哀に満ちていたという。
その直後に彼女自身も何も言わず姿を消したため、真実を知る者はいなくなってしまったのである。
これらの証言から、ララが本当に女神を手にかけたのか、それが彼女の意思だったのかについては現在でも議論が繰り返されている。

後に判明したことだが、彼女が連れていたドラゴンは非常に珍しい神竜種で、主とした者の力を奪う特性があるとされていた。
今となってはただの憶測に過ぎないが、女神が死ぬことになった元凶に、このドラゴンが関わっていた可能性は大いにあると言える。
しかし、後世の歴史を知る者は、更に大きな陰謀の影を見ることになるだろう。