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No.0069≪特異たる俊英たち≫

シダ

CV: 田丸篤志

異界グランガイアに存在したバリウラ帝国で、すべての魔術師を統べていた術師。
自ら“闇術師”を名乗り、多種多様な魔術の研究を行ったことで知られる。
常に冷静で、何を考えているのかわからない恐ろしさがあったと言われ、真偽のほどは定かではないが常に黒い噂が絶えぬ人物であった。

時のバリウラ皇帝から大きな権限を与えられていたシダは、帝国内の実験を取り仕切り、人外の術や人間兵器を生み出す研究を行なったという。
彼は生命を操る力すら持っていたとされ、神々と人間の大戦期には生きた人間の魂に苦痛を与えて昇華させ下僕として行使する術を編み出したと記録されている。その術を編み出すために、非人道的な人体実験も行ったと噂されているが、真相は闇の中である。

帝国の全魔術師を配下としていた彼は、特別な素質のある者に目をつけ研究材料として巧みに操った。
帝国内での行方不明者は数知れず、人間のみならず神徒ですら手玉に取ったという噂も残っているほど。
神々との戦い前後にはさらに強力な魔術を開発したとも伝えられるが、神々が怒り人間を滅ぼそうとしたのは、彼の生み出したその魔術が原因なのではないかと推測する歴史学者もいたという。

グランガイアで起きた人間と神々との大戦の後、シダは行方不明となり彼に関する記録は途絶えていた。
しかし、大戦期から数百年後に複数の異界に彼と思われる人物が現れたという記録が残されている。
これが正しければ、彼が生命を操ったという噂は真実であると認めざるを得ない。
ともすれば、その後起こった大事件も彼の仕業なのかもしれない。