ユニット詳細

No.0072≪異才の勇者たち≫

ラリオ

CV: ???

異界グランガイアに存在したヴリクシャ公国の弓将。
森で暮らす狩人であったが、その卓越した弓術の腕を買われ、第ニ王女の親衛隊として公国軍に所属。自由な性分ゆえに軍属の窮屈さに苦悩していたが、最後まで王女を守り抜いた。
凡庸な性格であったが、戦いを通じて強い心を育み英雄となった人物として知られている。

ラリオは元々、ヴリクシャ公国の郊外の森に暮らす狩人であった。
弓の名手として知られていたラリオの元には、その腕前を一目見ようと遠方から訪れる者も多く、彼もまた己の弓技を人に見せることを好んだ。
やがてその噂は公王家にも届き、彼は宮殿に招かれる。この出来事が、彼の人生を大きく変えることとなった。

民衆の間でその弓技が話題となり、宮殿に招かれたラリオは、公王家の人々の前で自分の技を披露した。
これを見て感激した第二王女に召し抱えたいと迫られ、思わず申し出を受けて軍属となる。
しかし、彼にとって軍人生活は窮屈なものであり、自由な狩人に戻りたいと密かに願っていたようだ。
それでも彼は、神々によってヴリクシャ公国が滅ぼされる最後の時まで、第ニ王女を守り続けたという。

神々からの攻撃を受け、ヴリクシャ公国が滅び行く中、ラリオは第二王女を連れて城外へと脱出した。
神々の追撃に追い詰められるなか、彼はふさぎ込む王女を励まし続けたが、自分を守りながら必死の抵抗を続けるラリオを見て、王女は足手まといとなっている自身の命を絶とうとした。
それを寸前で止めたラリオの背には、窮地を脱出するための羽が生えていたという。