ユニット詳細

No.0009≪英佐の偉才≫

ルキナ

CV: 井上麻里奈

異界グランガイアに存在したサーマ王国の騎士。
海軍将校の一人娘で、母を知らずに育つ。生まれながらに莫大な魔力を有していた彼女の出生には、大きな秘密があったとも言われている。
後に六英雄の一人に数えられることとなるセレナとは、互いの事情すら受け入れることのできる唯一無二の親友同士であった。

ルキナは生まれながらに莫大な魔力を有していたが、幼少期はその力を制御することができず、周囲からは呪われた子と呼ばれ恐れられていた。
しかし、父はそんな彼女に厳しくも深い愛情を注ぎ、剣術と共に強い心を持つことを教えた。ルキナが己の魔力を完全に制御できるようになる頃には、サーマでも名立たる剣士として讃えられ、周囲の嘲りは消えていたと伝えられる。

のちに六英雄の一人と数えられるようになるセレナは、ルキナにとって唯一無二の親友であった。
生まれ持った魔力と、父親に鍛えられた剣の腕で遠巻きにされがちだったルキナは、自身と互角の強さを持ったセレナに親近感を覚え、やがてそれは友情へと変わっていった。
セレナにとってもルキナの存在は得難く、彼女たちは生涯互いの苦難を助け合う友であり続けた。

普段は物静かで感情を表に出さない彼女は、親友のセレナといる時、年相応の表情を見せていたという。
その性格から父やセレナの愚痴の聞き役にまわることが多かったが、時折不意打ちのように辛辣な一言を切り返して相手を驚かせたらしい。
ただし、その厳しい言葉は愛する相手を案じていればこそ出てくるものであったという。