メインストーリー

序章

女神の眠る地カナン。数多の苦難を乗り越え、とうとうこの地に辿り着いたあなたと英霊たちは、深き眠りから女神を解き放とうとしていた。しかし、目覚めは失敗。カナンはすべてを拒絶するかのように、あなたたちを弾き出した。その衝撃によりあなたは深い傷を負い、長い眠りについていたのだが……

第一章

突如発生した厄災デアクリプスによって崩壊寸前まで追い込まれた世界アストラ。人々は、厄災以降行方知れずとなった女神を求め、女神が眠るという迷宮ヴォイドの最深部を目指しているという。「カナンを目指す」という目的以外の記憶を失っているあなたは、レンカのサポートを受けてヴォイド探索を開始する。

第二章

新たな階層に辿り着いたあなたとレンカは、女神を信奉する教団“オーダー”、ヴォイドを破壊し旧時代の秩序復権を掲げる“フォース”、快楽主義者の商人たちの集まり“ファミリー”など、様々な組織の人間たちと邂逅する。各組織はそれぞれ異なる信条を掲げ、厄災によって滅びかけている世界を懸命に生き抜こうとしていた。

第三章

“CEMETERY”。現在、人間たちが到達している最深層であり、冒険者の墓場とも呼ばれる階層に踏み入れたレンカは、自分がヴォイドに挑む本当の理由をあなたに打ち明ける。それは、行方不明の両親を探したいという切なる願いだった。高名なヴォイド研究者であった彼女の両親は、十年前のある事件をきっかけに消息を絶ってしまったという。

第四章

探し求めていた女神が機械仕掛けの存在であり、デアクリプスの元凶。そして、あなたは彼女の暴走を止めるために生み出された存在であった。明かされた真実に動揺しつつも、あなたはレンカと共に女神の再起動に必要な“キーメモリー”の探索を開始する。それは、メモリアのモデルとなった虹の女神ティリスの記憶を辿る旅の始まりだった。

第五章

レンカと共にメモリアの再起動に必要なキーメモリーを探すあなただったが、2つ目を入手した後は在り処の手がかりさえ見つけられず、もどかしさを募らせていた。一方、地上の冒険者たちは新たな階層が開かれたことで色めき立ち、危険を承知で“GARDEN”に雪崩込む。停滞していた世界が、少しずつ動き始めていた。

第六章

突如現れたヴォイドの破壊を目論む謎の勢力。そして、彼らと通じているらしいフォースの動向。ヴォイドを取り巻く状況が急激に剣呑さを増す中で、あなたとレンカは一刻も早くメモリアを正常化すべく、キーメモリーの探索に奔走する。新たな階層“MUSEUM”であなたたちを待っていたのは、女神ティリスの記憶と謎の集団の妨害、そしてヴォイドに巣食う深い絶望だった。

第七章

ファントムと名乗る謎の勢力の妨害を受けつつも、順調にキーメモリーの回収を進めるあなた。そんなあなたの前に、ルイゼの身に巣食っていた暗き妄執と、遥か太古に端を発する因縁が徐々に明確な形を持って姿を現しつつあった。異界戦争の真実とは。数多の世界を巡った虹の女神の目的とは。そしてメモリア誕生の真相とは。全てが終幕に向かって動きはじめていた。

第八章

アストラごとヴォイドを破壊しようと目論むファントムや、悪意の思念と成り果てた古代の技術者イドラ。そして、メモリアの再起動によってヴォイドの安定化を目指すあなた。それぞれの思惑が絡み合う中、ファントムはレンカの両親の研究結果からヴォイドを破壊する理論を完成させる。あなたはアストラを守るため、人工的にこじ開けられたゲートの向こう側を目指す。

第九章

レンカの両親の救出には成功したものの、事態は悪化の一途を辿っていた。伝説の召喚師のキーメモリーの復元というメモリアから示された最後の希望に一縷の望みを懸けて、あなたとレンカは虹の女神と伝説の召喚師の記憶が眠るエリアを訪れる。それぞれの思惑と、それぞれの正義が絡み合い、終焉に向かって動き始めていた。
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